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リアキャリア&サイドバッグ装着で、以前から愛用していたコントアーマグナムというサドルバッグとは比較にならない積載能力を手に入れたクロスバイク=ESCAPE R3。もう今後は、仕事関係の移動はこのバイク一本に絞ろう、と考えた俺は、これからのR3の活躍に期待して、R3をドロップハンドル化することにした。 ドロハンに慣れると、手の平を水平に置くフラットバーよりも、手の平を垂直に置くドロハンの方が自然に思える。それに、乗っていて何となく楽しいし(←これが一番大きな理由)。 昔は、ネットでドロハン化したMTBやクロスの写真を見て「世の中には酔狂な人もいるもんだ」と思っていたが、パーツ交換に慣れてきた今では感覚がマヒしてきて、「ドロハン化っつっても、要するにブレーキが引けて、シフターで変速できればいいんでしょ?」くらいな感じで、特別な改造だとは思わなくなっている。 さらに、R3のトップチューブはフラットバー用のフレームにしては短く、俺の所有しているロードと同じということが判明。これでドロハン化をためらう理由は無くなった。 リアキャリア付き&ドロップハンドル、というと、これはもう「目指せランドナー!」ということで、気分的にも非常に盛り上がってくる。 以前このブログでも「ルナウル号」などと称し、色物系バイクとして紹介した我がR3は、ここに真面目なツーリング系自転車として生まれ変わることになった。 去年の夏には、こうだったR3が、 その1年後、こうなりました。 Vブレーキが付いているクロスバイクのドロハン化に際して、ネックとなるのは「ブレーキをどうするか」「シフターはどうするか」の2点。様々なやり方があるが、俺が採った方法は以下の通り。 ■ブレーキ Vブレーキはそのままとする。そしてSTIは使わない。となると、ドロハン用Vブレーキレバーは、07年8月現在、ダイアコンペの「278V」だけで、選択の余地がない。悩む必要がなくてよかった。(07/11/4追記 このエントリーを書いた後、ESCAPEデフォルトのブレーキは「ミニV」であり、「ノーマルV」とはワイヤーの引き量が若干異なることを知りました。実際、ブレーキの引きが少し渋く感じていたので、その後、ブレーキをdeoreのノーマルVに交換し、その問題を解消しております) ■シフター 一年前にグリップシフトからトリガーシフトに交換したばかりなので、これをそのまま流用することにしたのだが、これが今回の改造の一番のポイントだった。構想した当初、上ハンに付けようと安易に考えていたのだが、調べていくうちに、不可能であることが判明。ドロハンの外径がシフターの内径よりも大きいので、どうやっても入らないのです(フラットバーとドロハンの径が違う)。 これを解決するためのパーツが、今回使用した「Drop Fire」という製品。バーエンドに22.2mm径の突起を10mmほど作る、というアイデア商品で、07年8月現在ドロハンにフラットバー用シフターを装着する方法は、ほぼこれ一択だと思う。 ハンドルは、自転車友だちが持っていた日東の「B105」を譲ってもらった。以上のパーツを装着したドロハン部分の近影はこんな感じ。 この自転車に乗っていると、何とも不思議な感じがする。クロスバイクなのにドロハン。ドロハンだけど、シフターは変態的。荷物はたくさん積めるけど、ランドナーでもツーリング車でもない。あえて言えば「実用車」ということになるが、それにしては趣味性が高すぎる。乗り手を「いったい俺は何に乗ってるんだ?!」という気分にさせる、アイデンティティ的な脆弱さを常に抱えた自転車という感じであるが、仕事の移動用には最強だと思う。ここだけの話、都内のヌルい坂でもフロントのインナー28Tは結構ありがたいです。
by ko_bayashi
| 2007-08-21 18:18
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