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11/17、俺の好きな自転車レース選手、アレハンドロ・バルベルデにサインを貰い、握手もしてもらいました。 東京ビッグサイトで行われた「Tokyo Cycle Show 2006」というイベントに、そのバルベルデ選手が来ていたんです。前日に友人にその情報を教えてもらったんですが、「これは行かねば」ということで即座にビッグサイト行きを決めます。 前夜は「スペイン語で『ありがとう』って何て言うんだっけ?」とか、「何にサインしてもらおうか」とか色々考えて、けっこう興奮しました。 当日はちょっと到着するのが遅れ、すでにサイン会の行列が出来ていたのですが、その行列に並んでいる友人を発見し、合流。15分も経たずにすぐに順番がきて、持参したピナレロの帽子にサインしてもらいました。 久々に放心状態を体験しました。だってついこの前、ブエルタでヴィノクロフと激闘を繰り広げたあの人が目の前にいるんですよ。握手しながら「グラシャース」とか言いましたけど、その瞬間はもうあまり覚えてないです。何か胸がいっぱいになっちゃって。ストーンズ・フリークの俺が、チャーリー・ワッツと握手した、そんな感じの感じです。いや、ほんと。 そして握手の余韻がまだ残る次の日の朝。DVDで、バルベルデがツール・ド・フランスで優勝を飾った05年の第10ステージを観ます。 改めて観ますとね、もう、凄いんですよ。ツール七連覇の偉人=ランス・アームストロング、山岳王=ラスムッセン、首傾げ=マンセボーという四人で先頭を走ってるんです。こんな凄いメンツと走ってるバルベルデを観てるだけで、もう目から水が出そうになります。そしてゴール間際で(半ば譲られた形ですが)ランスを抜き、感激のステージ優勝。その後です。このシーン。王者ランスが新進スター=バルベルデの健闘を称え、自ら手を出して握手を交わすのです。 俺、まさにこの右手と握手したんだよ……と、感激のあまり遂にはリアルな涙が溢れてきた土曜の朝でした。アホですみません。
by ko_bayashi
| 2006-11-21 01:00
| ロードレース
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